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【内定レポート#009】自分のやりたいことを見つけるために入学。販売員から映像業界へ。

最初はやりたいことがぼんやりしていた。


キングダムが大好きな本多さん。お気に入りの時計も見せてくれました。

–時計店で働いていたとのことですが、どんなお仕事でしたか?

時計のセレクトショップでの接客を担当していました。お客様とお話しながらその方にあった時計をお勧めするお仕事です。自分が入社したタイミングはちょうどスマートウォッチが流行り出した頃で、ブランドの種類も多いし性能が様々なので覚えることは多かったです。3年間くらい働いたんですが、やっぱり時計って安い買い物ではないですし、お客様にそれぞれ説明するのも大変で。ご購入いただくために試行錯誤しました。

–お仕事をしながら放送映画学科を目指したのはなぜですか?

元々テレビは好きだったんですが、最初の方はコンサートの放送とか…カメラ、舞台装置みたいなところで関われたらなと思っていて、学科が決まっていたわけではなかったんです。そんなふわっとしたところから始まって、最終的には自分はテレビの方に行きたいなとなんとなく定まってきて。放送映画学科に決めました。

–他の学校とも迷ったりはしましたか?

もちろん他とも比較したんですが、友人がテレビの業界で働いていて「九州ビジュアルアーツなら出身者多いよ」と教えてもらったことが大きかったです。現場にいる人が言うなら確かだな、と思って。

–なるほど。現場の口コミは強いですね。体験入学には来校しましたか?

はい。2回くらい行きました。担当の先生とお話して機材を触ったりして。想像してたものが現実味を増してきて。「よし、これをやってみよう」と思いました。

–授業では他学科とのコラボもある放送技術の授業が好きとのことですが、どんな授業ですか?

番組を企画するところから制作まで大人数でやる授業です。放送映画からは企画、撮影、制作(動画編集)。音響、照明、演者(アーティスト)も集めたりして学生主体でやるので自由度も高くて楽しかったです。特に面白かったのはクイズ大会ですね。姉妹校からいろんな学科の学生に参加してもらって、”イントロドン”みたいなことをして(笑)

–それは楽しそうですね!苦労する面もありましたか?

もちろん、そうですね。自分は担当ては無かったんですが、制作(編集)スタッフは撮影や音響、照明、演者の全てとコミュニケーションをとって「こうしてほしい」「ああしてほしい」を伝える必要があって、右往左往していた記憶があります。その要望にそれぞれ答えるために意見を出し合っていくのでいい経験でした。

–なるほど。実際に現場研修にも出ていたそうですが、どうでしたか?

そうですね。アルバイトで一番下っ端のアシスタントを今も継続中です。ケーブルを手に巻いてサポートする感じで。やっぱり現場は慌ただしくて緊張感もありますし、慣れるのは大変だったんですけど、入社前にしっかり業界で働けたのはいい経験でした。あとは、朝が早いので早起きの訓練にもなりますね(笑)

積極的に動いた2年間。無事に内定を勝ち取りました。


–学校生活を満喫していますね…!実際に入学する際は不安だったことはありましたか?

そうですね…年齢が違うのは少し不安でした。3歳違いなんですが、自分が人見知りなところがあるので馴染めるかどうか…と。予想通り最初は気まずかったんですが、ありがたいことに仲良くなれました。あとは、就職ですね。実際に求人票を見ると募集人数が本当に少ないので大丈夫なのか…?と思ったりしてずーっと不安でした。結果的には内定をいただけてよかったです。

–今回は放送映像技術社さまに内定をいただきましたが、どんなお仕事をされるんですか?

「LCR(※)」という仕事になります。生配信をチェックして問題がないか監視するお仕事です。この学校で学んでいた部分ではないのですが、基礎知識があるので活かせそうです。新しいことに不安もあり、期待もあり…という気持ちですね。

※Live Control Room(ライブ・コントロール・ルーム)の意。地上波/BS/CS放送の「マスター」とは異なり、目視での映像/音声を監視する業務を行う部署。

–おめでとうございます…!今回大手企業様に内定をいただく結果となりましたが、就活は早めに動き出したんでしょうか?

1年生の12月に業界EXPOがあって、そこから企業を調べたりはしていましたが、実際に応募し始めたのは2年生の4月だと思います。面接は自分の性格を考慮して「喋りすぎない」ように簡潔に喋るように気をつけました。

–就活はどんな内容になるんでしょう?

普通の就活と同じく学生時代の話であったり、学んだ内容であったり…を答えるような面接ですね。加え普段のリフレッシュ方法とか趣味とか…。話が薄っぺらくならないように、事前に準備しました。

–学生生活ではこれをやっておいた方がいい、みたいなことはありますか?

これは今になって思うことなんですが…実際、カメラや機材の操作などの基本知識はどうやら会社に入った時にもう一回学ぶ機会があるようなんです。なので学校で学ぶ基本的なところはもちろん大事なんですけど、それを超えた”考える力”が大事だなと思います。「こう使いたいだろうな」「こうするといいかも」を自分で考えて発信したり、実行できるとより良い技術者になれるんじゃないかなと思います。

–それでは、これから入学される方に向けてのアドバイスをお願いします!

自分から少し積極的に動くことが大事だと思います。わからないことは聞けば教えてくれる環境なので、どんどん怖がらず聞くことが大事ですし、現場に行ってみたい!と言ったら繋がりがあるのでなんとか繋げてくれます。少し自分から「これやりたい!」を発信することで自分のためになると思います!

–ありがとうございました!

<広報部より>
気さくにお話ししてくださる方でした。時計店勤務時代のお気に入りの時計コレクションを見せてくれたり、キングダムのあらすじについて話してくれたり…そのコミュニケーション力が内定に繋がったのだなと実感しました。内定先でも学びながら成長していってください!応援しています!


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