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【内定レポート#010】大学進学を経て、音楽業界で働く夢を叶えました。

大学進学を経て、ずっとやりたかったレコーディングエンジニアの道に再進学。見事希望職種で株式会社エイベックス様より内定をいただいた森さんにお話を伺いました!

大学へ進学したものの、学びたいことにはギャップがあった。


地下1階のレコーディング室。森さんはよくここで作業をしているそう。

–入学前は大学に進学していたとのことですが、どんなことを勉強されていたんですか?

静岡大学の工学部に通っていました。機械や製造の研究職を目指すような学科で、僕自身はここでこれになりたい!という具体的な職業とかは無かったんです。元々は音に関する研究をしたくて他の分野を第一志望にしていたんですけど、その時は残念ながら縁がなくて。それで第二志望の学科に入った、という感じです。

–そこから大体4年間学ばれていたそうですが、九州ビジュアルアーツに進学を決めたのはどうしてですか?

やっぱり、入った学科がやりたい事じゃなかったんですよね。身が入らなくて。苦労しながら入った学科だったんですけど、どうしても勉強したいことと本当にやりたいことのギャップが大きくて。どうせなら、やりたいことを仕事にしたいなと思って。実家のある福岡に戻って再スタートになりました。

–なるほど。音楽に興味を持ったのはいつからですか?

そうですね…物心ついた時には興味がありました。小学3年生の頃からドラムをやっていて、最初はぼんやりとミュージシャンってかっこいいなと思っていて…。プレイヤーの方に憧れていました。その後も吹奏楽部に入って、今も演奏は少しやっています。

–そこからレコーディングの業界に方向を変えたのはどんな経緯があったんですか?

もちろんミュージシャンってかっこいいし、憧れていたんですけど…ただ、やっぱりプロのミュージシャンって狭き門ですよね?それを考えた時に、僕は向いていないなと思ったんです。それでも音楽の方向に進みたくて、高校生の頃ですかね…ネットとか本で調べているうちにPA(音響スタッフ)に興味を持ち始めました。

–前から音響の職種に興味があったんですね…!進路を決める際は専門学校を視野に入れていましたか?

いえ、当時は候補に入らなかったです。もちろん色々調べて、PAになれる学校を探したんですけど…当時は専門学校しか見つからなかったです。それでも、僕が通っていた学校ってかなり”進学校”で。みんな大学に行くのが当たり前な学校だったんです。だから専門学校の進学を候補に入れるべきじゃないなという雰囲気で…。

–大学をやめて、そこから学校探しはどのように進みましたか?

元々出身が福岡なので、通いやすい学校を探していました。それに、両親が協力してくれて。一緒になって調べてくれて…九州ビジュアルアーツがいいんじゃないかと背中を押してくれました。その時には秋ごろになっていたので、たくさんの学校を回って吟味するというより、ここで大丈夫か確認する感じでオープンキャンパスに参加しました。

–ご両親も協力的だったんですね!オープンキャンパスはどうでしたか?

はい。学科の先生とお話しして…なんといっても設備がすごくて…最初は圧倒されました。ただただ「すごい…」と。設備の”プロ感”に感動した記憶があります。それでここに決めました。

–そうですよね。本校は設備が魅力的なので、感動してくれてよかったです!入学にあたっては不安なことはありましたか?

うーん…入るまでは年齢が不安ではありました。周りは年下なんだろうな…と。ただ、意外と年齢はバラバラだったので全然大丈夫でした!先生も親しみやすくて。自分としてはとても助かりましたね。

年齢など不安だったが学生生活は充実したものだった。


機材のことを楽しそうに語る森さん。入学前は機材のことはほとんどわからなかったと語ってくれました。

–九州ビジュアルアーツも学生はいろんな経験をしている方が多くてかなり多様ですよね。

本当にそうですね。僕のいるレコーディング専攻は特に先生が「先生って呼ぶな」っていうんです。なぜかというと、業界に出て行った時に仕事仲間になるわけじゃないですか。だから上下関係を作らずにそういったフラットな関係作りをしているそうです。最初は慣れなかったですけど、普通の”先生”より近い関係性で居心地がいいです。

–なるほど。いい関係性を築けているんですね…学校生活では「レコーディング実習」が好きと伺ったのですが、どんな授業ですか?

ミュージッククリエイト学科との連携授業で学生の作った曲をレコーディングしてミックスした音源を作って…先生にフィードバックをもらう実践的な授業です。毎週水曜日に1つの曲を2週間で録るような感じです。先生もしっかり見てくれますし、楽しい人たちなので(笑)楽しみながらさせてもらっています。

–学校にある機材を有効活用する方法を考えるのも好き…とお伺いしましたが、それはどんな事ですか?

普段から困った時は何かいい解決法がないか考えなさいと教えられているんです。なので例えば…僕たちは定期的に金曜日の放課後、”10曲ライブ”(*)というものを開催するんですけど…日中は地下2階に設置していた機材を移動させるのが一苦労で。決まった時間に学校を出なくてはいけないので、そこの時間をできるだけカットできるように曲やバンドの構成に合わせて機材を小さいもので代用したり。そういった工夫を日々できないか考えています。

*ミュージッククリエイト学科の学生が作ったりカバーした10曲を実践的なステージでパフォーマンスする小さなライブ

–なるほど。小さな工夫でも積み重ねで仕事がスムーズに進みますよね。

はい。普段から効率についてはよく指導されます。動機は「楽したい」なんですけど、すごくいい勉強になっているなと思っています。もはや趣味になってしまっていますね…(笑)

–それでは、エイベックス株式会社さんへ内定が決まるまでの就職活動について聞きたいのですが、いつ頃から動き始めましたか?

実際に動き始めたのは2年生になった春頃からだと思います。3社ほど選考を受けさせていただきました。面接は得意とは言えないんですが、高校生の時にはできなかったアドリブができるようになって。それはアドバンテージだと感じた就職活動でした。インターンは行きたかったんですが、業界では夏頃に行われることが多いので1年生のまだまだ覚えたての頃で…参加できなかったですね。それでも比較的少ない応募で内定をいただけて、とてもありがたいです。

–希望の職種で内定をいただけてよかったです!来年から新生活ですね!

そうですね。レコーディングスタジオでのお仕事は自分の希望職種ですし、東京での新居も決まって…楽しみです。まずは、安心して仕事を任せてもらえるようなアシスタントを目指して頑張ります。

–応援してます…!最後に、これから九州ビジュアルアーツへの入学を検討されている”再進学”の方へメッセージをお願いします!

年齢面で不安なところもあると思いますが、意外と同じような境遇の人がいます。少なくとも一人じゃありません。そこは臆せずに、頑張っていくといいと思います。あと、短い期間でしっかり学んでいくので、2年間のうちに内定を決めるイメージをしっかり持って挑まないといけないです。2年生になればもう就職活動なので、1年でやりきるぞ!という覚悟を持って入学すれば大丈夫ですよ。1年間しっかり頑張れば、きっと結果がついてきます。頑張ってください!

–ありがとうございました!

<広報部より>
好きなことに打ち込める環境で希望の職種を掴み取った森さん。とても活き活きとして楽しそうにお話しされるが印象的でした。これから大変なこともあると思いますが、業界で活躍する姿が楽しみです!応援しております!


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