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KVAアーティスト特集「るなぴん」

KVAアーティスト特集
「るなぴん」


「るなぴん」

「将来、歌手になります」

ソロやバンドなど、多彩に活動するKVA在校生アーティスト「るなぴん」。
CDリリースやプロダクションへのアプローチなど、プロモーションも積極的。
自分の音楽に自信がない、途中で投げ出すかも知れない人にぜひ読んでほしいです。


「裏方からアーティストを見ていたら、いいなぁって」

---元々、音響学科だったと伺いました。

はい、入学した時は音響学科のPA専攻でした。
高校ではステージに立つ側で、裏方からアーティストを見たのは初めてで。
「いいなぁ」って羨ましく思えて、入学して3ヶ月ぐらいで転科しました。


---「ミュージシャンでの進学は認めない」など、反対があったのですか?

いえ、本当に迷ってたんです。ミュージシャンかPAか。
だから、転科後もFA(他学科の授業を受けられるシステム)で音響学科の授業を受講して
「舞台機構調整技能士」3級はしっかり取得しました。
(外音の感じ方とか)高校でステージに立った経験が、PAでも結構活かされました。



---現在(2018/7/25)CDの製作中と伺いました。

はい、レコーディングの作業中です。
先生と話し合ったところ「じゃあ、売り出そう」となって、リリースが決まりました。
学校側から「しなさい」と強制された訳ではないです。



---その楽曲は、どのように作られたのですか?

作詞作曲は、私がやりました。
様々なコードを違うリズム・奏法で弾いて、耳に残ったメロディに対して
ストックしておいた歌詞やフレーズを当てはめてます。


---歌詞やフレーズを「ストック」しておく?

歌詞やフレーズが思いつくタイミングって、突然が多いんです。
新幹線で移動している時とか、曲作りに行き詰まって気分転換してる時とか。
だからメモに残したりして、「ストック」しておくんです。


---曲作りの工程がしっかりと出来上がっているんですね。

でも最近、コードに対する知識がもっと欲しいって痛感します。
現在進行中のCDレコーディングにおいても、「ここはこのコードの方がいいよ」
と先生から提案されて、アレンジしてもらうことがあります。


「チャンスは貯金できないから」


なるぴん

---音楽活動はいつ頃から始めましたか?

高校でコピーバンドを組んで、学園祭のステージなどで演奏しました。
ボーカルは私だけど、演奏する曲はバンドメンバーからも候補を集めて
マンウィズやワンオクなど、いろんな曲をやってました。


---そのせいか、SNSにあげている「弾いてみた」動画は、曲によって色の違いが大きいように感じます。

確かに、表現の幅は広がったと思います。
ワンオクとかシャウトしてたし(笑)
でもそれって、私がやりたい音楽に近いんです。
例えば、スーパーとかで流れてる音楽を聴いて
「あ、これ○○の曲だな」とか、すぐに分かることあるじゃないですか。
声に特徴があったり、メロディが特徴的だと前奏を聴いただけで分かっちゃったり。
でも私は、いろんな奏法を使って、いろんな曲を作りたいんです。
「良い曲だな、誰だろう。...え、るなぴんの曲なの!?」
「今までと全然違う!」みたいだと、嬉しいです。


---その上で、KVAで役に立った授業はありましたか?

オーディション対策で、声優学科の先生と話している時に
「チャンスは貯金できないから」って言われたのが、すごく印象に残ってます。


---ミュージシャン専攻の授業じゃないんですね(笑)

(笑)
ミュージシャン専攻の授業は、基本的にどれも楽しかったですよ。
今も、レコーディング作業で先生や友達に協力してもらっていますし、
KVAの環境で音楽していると「人とのつながり」をよく感じます。
演奏するライブハウスに、KVA音響学科の卒業生の多いところがあって、
「私もKVAです」っていうだけですごく良くしてもらって。
ライブハウスの主催の方に、わざわざ紹介して頂くこともありました。


「お前なんかがなれるはずがない、現実を見ろ」


なるぴん

---音楽をやっていて「楽しい時」と「しんどい時」ってありますか?

常にしんどいです(笑)


---ミナギくん(Sleeping Girls)と真逆ですね(笑)

特に曲作りは、スラスラできる時もあるけど、できない時はとことんできないです。
モチベーションが急に落ちて、ケースからギターを出さない日もあります。
気分転換にピアノ弾いたり、ストック(歌詞)を貯める方に切り替えたり。
それで、「このフレーズ使いたいな」って思えたら、少しずつモチベが上がってきたり。
楽しい時は、やっと曲が出来上がった時や、バンドなら演奏が完成した時です。
私、バンドメンバーに対する愛がすごすぎて(笑)
意見を本音で言い合いながら完成した時、すごく嬉しいんです。


---友達同士だと、遠慮することもありますよね。

そう、それだと余計不安に感じるんです。
なんか思ってるのに言ってくれないと、「裏でなんか言われてるんじゃないか」って。


---ネガティブ(笑)

(笑)
だから少し前まで、「将来歌手になりたいです」って自己紹介してました。
歌手になるって言い切ってしまうと、「お前なんかがなれるはずがない。現実を見ろ」ってバカにされる気がして。


---予防線を張ってたんですね

でも、高校の同級生にアー写を撮ってもらった時、
その同級生が「将来歌手になる人です」
って断言してツイッターに写真を載せたんですよ。
それで、ツイートを見た人の反応が「カッコいいね!」とかで。
確かに、今までも「現実を見ろ」とか言われたことがなくて。
そう考えたら、「歌手になりたいです」ってダサくない?って感じて(笑)
今は言い切ってやろう、その方がカッコイイって思ってます。


---音楽を続けようか迷っている人に向けて、一言お願いします。

周りにどう思われるか怖くて、音楽を続けられない人って多いと思います。
だったら「絶対文句なんて言わせない」っていうくらい
活動してやればいい、言い切ってしまえばいいと思います。
「将来、歌手になります」って。


なるぴん

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