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KVAアーティスト特集「博多フォーク同好会」

KVAアーティスト特集
「博多フォーク同好会」

みき/なつみ/さな

「やってみたらいいじゃない みきを」

在学中にミニアルバムを全国リリースした女性ボーカルユニット「博多フォーク同好会」。
ワンマンライブの開催や200万人規模のイベント出演、さらにレギュラーラジオ放送など、その勢いは衰え知らず。
専門学校から音楽を始める勇気がない、音楽をする将来像がない人にぜひ読んでほしいです。

よろしければ、その前に彼女たちの曲を聴いてみてください。


「本当に恋をしてたからストレートな歌詞になっただけ」

---ずっと疑問だったんですけど、「博多フォーク同好会」って名前変わってますよね?

なつみ)
最初はいろんな候補があったんです。
1人10個ずつ、名前の候補を持ち寄ったんですけど、
先生たちも持ち寄ってきたから、とんでもない数になって。
「ギターなんたら」とか「スキマ産業」とか、色々ありました。

さな)
そこから絞って、残ったワードを組み合わせながら、
実際に口に出したりしてみて。

みき)
「私たち、博多フォーク同好会です!」
って自己紹介を口にしてみたら、一番しっくりきました。


---博フォといえば、真っ直ぐな歌詞とポップなメロディーという印象が強いです。

みき)
「分かりやすくポップな曲にしよう」とは考えていますけど、
書く詞とかはみんなバラバラです。

なつみ)
1stミニアルバム収録の「恋かな」は、私が作詞したんですが、
当時、本当に恋をしてたからストレートな歌詞になっただけなんです。
むしろ「いろんな曲をやりたい」って、みんなで話してます。

みき)
同じアルバムにある「灰色の鳥」って曲は、
元気な博フォじゃなくて疲れた時に聴くような、
「落ち込んでも無理して元気にならなくていいよ。
 落ち込んだままでいいんだよ」っていう曲になってると思います。


---最初にできた曲は何ですか?

なつみ)
「恋かな」でした。
最初、私がソロでやる予定の曲で(笑)
その作曲作業で放課後に教室来たら、みんな居るので。
「発表会(ミュージック専攻の授業)近いし、みんなでやる?」ってなって。

みき)
博フォって、きっかけらしいものがゆるゆるよね。
「じゃあ、組む?」「じゃあ、路上ライブやる?」みたいな。
別に強制されてる訳でもないのに。笑

さな)
「みんなでコレをやろう!」って決めるのが、あまりないね。
でも、「恋かな」のサビの
「♪じゃじゃっじゃっじゃっじゃ~ん 言えないや」
のメロデのところは、なぜか2人一緒に歌い出したよね。

なつみ)
そう!まだ曲を書いてないのに一緒のメロディ歌ってて。
「降ってきた」ってやつ?

みき)
降ってきたけど、私ギター弾いてないからね。


「それでも音楽をやりたいって、気持ちが強くなって」


博多フォーク同好会

---みきさんは、ギターが弾けないんですか?

みき)
私、ヴォーカル専攻だったので。
KVAに進学するまで、中学での合唱部くらいしか音楽経験はなかったです。

さな)
KVAに進学するまで、私たち音楽経験ないよね。


---音楽経験なく専門学校へ進学することに、抵抗はありましたか?

みき)
中学生のころからずっと歌手になりたくて、
いろいろな専門学校の体験入学を受けるなかで、
「KVAで音楽をやりたい」って気持ちが強くなったと思います。
友達もできたし。

さな)
私も、小さいころから歌手になりたくて。
でも、ずっと言い出せず、高校では就活してました。
それで突然、高3の夏の三者面談で
「専門学校に進学する!」って言いだしました。笑


---反対とか強かったんじゃないですか?

さな)
「は?」って言われました。笑
でも、「あんたは止めても聞かんやろ」って半分諦められた後、
「そうじゃないかなって、私はずっと思っとったんよ。もっと早く言ってくれたらよかったのに」って言われました。

みき)
へぇ~!親すご~!

なつみ)
私は高校で、4年制大学を目指す進学クラスに入りました。
でも私、勉強が大嫌いで。

みき)
なんで進学クラス入った?

なつみ)
「とりあえず大学進学しとけばいいかな〜」って思ってたんだけど。
「音楽がしたい!」っていう気持ちの方が強くなって。
母親と一緒に体験入学に参加した時に、「専門学校でやりたいことを学ぶ方があってる」って、改めて感じました。


「自分を好きでなきゃ、音楽なんて聴いてもらえない」


博多フォーク同好会

---そこから2年間学んで、ミニアルバムをリリースしたりイベントに出演したり、躍進を遂げてますね。

さな)
こんな将来像、まったくなかったですね。
ただ音楽がやりたくって、なんとなく卒業するのかなぁって思って。
でも、博フォの前にみきと組んでた「グリーンマーブル」の時に
「あ、ずっとこれしたい」って、初めて思いました。
人前で音楽してる・歌っている自分を、初めてちゃんと想像できました。

みき)
私も、「グリーンマーブル」が転機になったと思います。
最初はギターもできないし、今までの将来の夢だって
マンガ家とか女優とか、コロコロ変わってきたから。
でも、いろんな人に自分の音楽を聴いてもらえて、
「これをしたい!これが好き!」って思えてきました。

なつみ)
私はKVAに入学した時、
「2年間やって芽が出なかったら、やめよう」って思ってました。
それが、ゆるっと始まった博フォで、いろんな人に聴いてもらえて。

さな)
今後も、福岡市の「Cavern Beat」でワンマンを開催予定です。

みき)
これでワンマンは3回目です。
あとイベントにも2つ出演します!
もう本当、ありがてえこってす。


---どこの方言。KVAで役に立った授業などはありましたか?

みき)
本当に詰まった2年間だったからなぁ。
なんだろう…

なつみ)
講師の先生から「自分を好きになれ」って、
「自分を好きでなきゃ、音楽なんて聴いてもらえない」
って言われたことが、印象に残ってます。

さな)
簡単そうに聴こえるけどね。
実際すごく難しいと思う。


「やってる人を見て後悔するぐらいなら、やろう」


博多フォーク同好会

---音楽をやっていて楽しい時と、しんどい時はありますか?

みき)
ライブとか路上とか、人前で音楽しているときは楽しいです。

さな)
私も、人前に出るのが好きです。

なつみ)
しんどい時は、曲が書けない時とか。
「恋かな」は、本当に恋をしていたし、スムーズに書けたんですけど、
「書きたい」と「書かなきゃ」は、モチベが違うんです。

さな)
あと、KVAで音楽を学んで、
「一定のスキルまでは到達できたかな」って感じるんですが、
そこからが苦しかったです、成長を感じられなくて。
スランプに近いと思います。


---それは今も感じるんですか?

さな)
いや、講師の先生が課題などを出してくださるので、
そういうのをクリアしていくうちに、なんとか。

みき)
KVAだと、そういった講師のサポートが心強いです。
博多どんたく(来場200万人のイベント)に出演できたり、
FMラジオでレギュラー枠をもらたり。


---音楽イベント専攻の先生からのつながりですね。

みき)
他にも、声優学科の先生からの紹介で
博多駅前のクリスマスイベントに出演させてもらいました。
それらのつながりから、先生たちの紹介ではない
新しいイベントのオファーもあったり。

さな)
KVAでは人前で歌える機会が豊富って感じます。
体験入学でも、音響学科の先生から声をかけてもらって
エスぺランサホールで歌わせてもらえるし。

みき)
ホールで歌えるのもそうだし、設備が使えるのは助かります。
実際、今もレコーディング中ですけど、
普通のスタジオ使おうとしたら何万か、それどころじゃ済まないかも。


---未経験から音楽を始めた博フォから、「音楽をするか迷っている人」へ一言メッセージをお願いします。

なつみ)
とりあえず、やってみよう。

みき)
さらっと(笑)
でも、それだよね。
迷ってるってことは、少なからず気になってるってことだし。
「やってみたらいいじゃないか。 みつを」

さな)
「みきを」でもいけるね。
でも本当、どうにかなると思うよ。
どうせやってる人たちを見て後悔するんだから、やってみよう。
若いんだから。

みき)
それを若い人から言われても説得力ないよね。


博多フォーク同好会

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