私が担当しているのは、キャラクターにアニメーションを付けるための「リグ（動かす仕組み）」を設定する、リガーという仕事。もともとCGの中でも別の職種に興味がありましたが、母校の先生や仲間のおかげで自分の適性に気付くことができました。この仕事はアイデア次第で新しい発見がありますし、アニメーターに「使いやすい」と言ってもらえると嬉しくなります。学生時代に経験したCG会社やCM撮影でのアルバイト経験も活きていますね。

学生時代は学費の安さが母校の魅力だと思っていましたが、卒業した今は他の専門学校と違って2年間で即戦力として就職できるので、ライバルよりも早く業界に入り、多くの経験ができる点に魅力を感じています。コンポジットはCG素材と実写素材を違和感なく合成する仕事。映像の最終的な仕上げを担当するため、作品のクオリティを左右する重要なポジションです。緊張感もありますが、完成した瞬間の達成感は何物にも代えられません！

学生時代は幅広いジャンルの課題に挑戦できたので、自分に合った案件や進みたい分野を見つけていけるのがよかったですね。楽しかったのは、先輩たちや同級生と放課後に残って作業した時間。この時にものづくりの喜びを知れたから、今も楽しく働けているのだと思います。この学校は業界との繋がりが強く、今働いているのも学生時代のインターンシップでお世話になった会社。入社後のギャップもなくスムーズに馴染めました。