雑誌編集者の仕事とは?
あの雑誌を作っているのは自分!
そんな誇りがやりがい
雑誌編集者は、雑誌の制作全般に関わり、記事の選定から編集、校正、デザインの監修までを担当する仕事です。読者ターゲットに向けて、特定のテーマ性やトーンに合ったコンテンツを企画・編集し、魅力的な雑誌を届けます。時には自らライターとして現場に行ったり、撮影をしたりといったこともありますし、取材先との交渉など幅広い仕事を手掛ける仕事です。
雑誌といっても、ファッション、美容、ライフスタイル、趣味、ビジネス、科学、技術など、様々な分野がありますし、書店などで市販されている雑誌や書籍からデジタル雑誌を含む電子書籍や電子コミック、フリーペーパー、企業や業界団体から発行されている冊子...と実に様々なジャンルがあることも特徴です。
活躍の場
編集プロダクション、制作会社、出版社 など
雑誌編集者の年収はどれくらい?
約697万円
雑誌編集者の収入は、地域、経験、スキルレベル、勤務形態(正社員、パート、独立業者など)、さらには勤務する会社の規模などによって異なります。正社員なら平均年収が697万円(※令和4年度賃金構造基本統計調査より)。
日本全体の給与所得者の平均年収458万円と比較すると、同等~やや高めの水準だといえます。初心者から経験豊富なデザイナーまで、キャリアの進展によって収入も増加することが期待されます。
雑誌編集者になるには
大学や専門学校で編集、ジャーナリズム、マスコミュニケーション、文学といった分野についてのノウハウを学ぶことに加え、プラスアルファで専門性や記事制作やグラフィックデザインの知識などがあるとさらにいいでしょう。
実践的な経験やスキルが重要なので、新聞やオンラインメディア、出版社、編集プロダクションでのインターンシップをしたり、業界でのネットワーキングを構築するといったことも求められます。
雑誌編集のスキルや企画力などがあれば、WebやSNS、各種プロモーションといった様々なメディアの中で活躍することができると考えられます。
雑誌編集者になるために資格は必要?
中小の出版社やその他編集プロダクションでは、学歴を問わず、その分野に対する知識や熱意などで採用する企業もあります。
そんな時に役立つのは、編集デザインの実務を学んできた経験や実際に手掛けたポートフォリオなど。
専門学校では、こうしたスキルを大切に学ぶので、雑誌編集者の分野で即戦力となることができたり、将来の幅が広がることも特徴です。
雑誌編集者に向いているのはどんな人?
- 1伝えたいことを表現する企画力、表現力、コミュニケーション力がある人
- 2小さい頃から本や雑誌など読み物が好きだという人
- 3記事の編集やレイアウト、写真の選定などができる人
- 4知識や興味のあることの引き出しを多く持っている人
雑誌編集者に関連する仕事は?
- ライター
- グラフィックデザイナー
- DTPオペレーター