声優の仕事とは?
声の力で、キャラクターに生命を吹き込む
エンターテイナー
アニメやゲーム、映画の吹き替えなどで登場するキャラクターに声を当てる「声優」。声の表現力を駆使して、キャラクターに感情や個性を吹き込みます。
よくあるイメージはアニメ声優として活躍している姿が強いですが、それ以外にもTV番組やCMのナレーション、イベントや披露宴の司会といった様々な"声の仕事"を担当するほか、ドラマや舞台に俳優として出演するなど、声の仕事に限らず幅広く活躍する声優もいます。
様々なエンターテイメントコンテンツが人気となる中、「なりたい職業」の上位にランクインする人気の職業でもありますが、志望者は数万人もいると言われている中、実際に声優の仕事で活躍しているのは300人~1000人前後だといわれています。
難関の仕事ではありますが、業界では常にフレッシュな新人を求める流れもあるので、積極的にオーディションなどに応募したり、発信をするなど挑戦していく姿勢が声優としての成功につながります。
声優になるには?
声優になるルートはいくつかあります。自分に合う方法を選択して憧れの職業に近づきます。
養成所、劇団に所属する
声優・俳優事務所などが運営する養成所や劇団に所属し、演技力や発音、発声の基礎力を身につけながら、所属団体宛てにくる仕事やオーディションにチャレンジしていきます。
養成所や劇団に所属するための入団テストやオーディションがありますが、子役プロダクションなど小さいうちから所属できるところもあり、まずは子役として俳優の経験を積んでから声優に転向する人もいます。
専門学校や大学に進学する
ゼロから発音や発声、演技の基礎を身につける場合は、声優を目指せる専門学校や舞台芸術系の学部を持つ大学で学ぶのが効率的です。初心者でも丁寧に教えてくれるので基礎の習得ができ、業界の知識やオーディションを勝ち抜くためのノウハウなども学ぶことができます。
また学校独自で声優事務所やプロダクションを招いたオーディションが開催されたり、直接学校にオーディションの案内があることも。
専門学校は、同じ志を持つ仲間が集まることもメリットです。仲間とのネットワークは、将来の仕事の機会や情報交換に役立ちます。
まずフリーで活動する
個人でアニメやゲームを制作している作品に出演するなど、事務所に所属せずフリーで活動している声優もいます。こういった作品に出演することによって経験を積み、その後事務所などに所属してプロデビューを目指す道もありますが、独学で発声方法やアフレコの作法・マナーを身につけなければいけないのでプロになるのは他のルートよりも難しいでしょう。
プロデビュー後、独立して個人事務所を立ち上げたりフリーランスで活動している声優もいますが、経験やスキルがなければ難しいでしょう。
オーディションを受ける
どのルートを選んだとしても、作品に出演するためにはオーディションを受け合格しなければいけません。オファーがある声優はほんの一握り。どんなに有名になっても、まずはオーディションを受けるのが基本です。
声優のオーディションは一般公募されているので、自分の希望する作品などを選んで応募します。ただし、オーディションに参加する人は専門学校や養成所、劇団などで訓練を受けている人も多いため、未経験で合格するのはかなり難関だといえます。
声優の年収はどのくらい?
声優の年収は非常に幅広く、経験や知名度、出演作品の種類によって大きく異なります。
新人声優の場合、初めは小さな役やガヤといったエキストラからスタートするため年収は一般的に低く、年間数十万円から数百万円程度。アルバイトなど副業を行いながら経験とスキルを磨いていきます。
ある程度の経験を積んだ中堅声優の場合、年収は数百万円から数千万円に達することがあります。人気作品で主要な役を獲得できるようになると、報酬も上がります。
知名度が高いベテラン声優や有名声優の場合、年収は数千万円から数億円に達することもあります。
声優になるために資格は必要?
声優になるために特定の資格はありません。
声の良さや表現力、個性などを磨き、オーディションに合格するなど着実な取り組みが欠かせません。また、オーディションや養成所・劇団への入所も、年齢制限がある場合も多いのでしっかり確認しましょう。
声優に向いているのはどんな人?
- 1表現力が豊かで、想像力がある人
- 2様々なキャラクターを演じるため、試行錯誤することが苦ではない人
- 3粘り強く、長時間の収録に挑むために体力がある人
- 4台本を読み込むため、文章を読むことが好きな人